ABOUT

ひろしま国際平和文化祭とは

市民や国内外から広島広域都市圏を訪れる人々が、多様で上質な音楽・芸術作品等に触れる機会を拡充し、平和への思いを共有する「平和文化」を振興するとともに、圏内の文化芸術活動の活性化、まちのにぎわいづくりや観光振興等を目的として、ひろしま国際平和文化祭(ひろフェス)を隔年開催します。

また、この開催を通じて、広島広域都市圏内の文化関係団体、アーティストや学生等が出演する機会を創出し、参加者・団体の交流促進や文化芸術活動の担い手の拡大・育成等にもつなげます。

第3回ひろしま国際平和文化祭の開催概要

1 名称

第3回ひろしま国際平和文化祭(略称:第3回ひろフェス)
HIROSHIMA FESTIVAL

2 コンセプト

“平和の種をまき、次世代を育てる”

3 期間

令和8年8月1日(土)~9月6日(日) ※ 一部の事業は令和7年から年間を通じて実施します。

4 プログラム構成

管弦楽や吹奏楽が中心の「音楽」、アニメーションが中心の「メディア芸術」、「ストリートダンス」の3部門を柱に、表現を競い合う「コンペティション」、顕彰や評価を行う「アワード」、育成し学び合う「アカデミー」という枠組みを設け、各部門の特色を生かしたイベントや各部門を融合したシンボルイベント等を実施します。また、広島広域都市圏内の様々な団体等が圏内で音楽演奏やパフォーマンス等を行う街かどフェスティバルや連携イベントを行うとともに、ひろフェス実行委員会と広島広域都市圏市町との共催イベントを実施します。

5 主なプログラム

≪令和8年8月に開催するイベント≫
(1)オープニングイベント 8月1日/JMSアステールプラザ

音楽とメディア芸術とストリートダンスが連携したステージや「ひろしまアワード(※)」の受賞式などを実施します
※文化芸術活動や平和文化の醸成に貢献した者に授与する賞

(2)第3回ひろしま国際指揮者コンクール 8月4日~12日/JMSアステールプラザ
国内外から若手指揮者を募集・審査し、参加者を決定します。参加者は、平和記念式典や音楽マスタークラスに参加した後、一次予選、二次予選、本選(ファイナルコンサート)を行い、受賞者を決定します。
(3)ひろしまアニメーションシーズン2026 8月中旬/JMSアステールプラザ

世界最新のアニメーション作品を募集・審査し、上映するコンペティションを中心に、特集上映、カンファレンス&トーク等を同時に行う国際アニメーション映画祭(※)を実施します。
※国内唯一の米国アカデミー賞公認のアニメーション映画祭

(4)第2回ひろしまダンスコンペティション 8月22日・23日、29日・30日/広島駅南口地下広場

広島広域都市圏内を中心にダンスチームを募集し、街なかでパフォーマンスを行い、審査・表彰します。表彰したチームは広域連携シンボルイベントにも出演します。

(5)広域連携シンボルイベント 9月5日,6日/広島駅南口地下広場・広島駅前「川の駅」

広島広域都市圏内で活動する音楽グループ、ダンスチーム、広島ゆかりのアーティスト等によるステージ、メディア芸術作品展示、圏内の特産品等の飲食・物販など、世代を超えて楽しめるイベントを実施します。

6 会場

広島市内及び広島広域都市圏内の各所

※広島広域都市圏とは、
【広島県】
広島市、呉市、竹原市、三原市、三次市、大竹市、東広島市、廿日市市、安芸高田市、江田島市、府中町、海田町、熊野町、坂町、安芸太田町、北広島町、大崎上島町、世羅町
【山口県】
岩国市、柳井市、周防大島町、和木町、上関町、田布施町、平生町
【島根県】
浜田市、出雲市、益田市、飯南町、川本町、美郷町、邑南町、吉賀町
で構成されています。

7 主催

ひろしま国際平和文化祭実行委員会(事務局:広島市及び公益財団法人広島市文化財団)

8 ひろしま国際平和文化祭ロゴマーク

広島市の復興のシンボルとなった市の木「クスノキ」と「水の都ひろしま」を俯瞰して見た川の流れをイメージして制作。ひろフェスの多様性を7色の色彩で表現している。

ごあいさつ

ひろしま国際平和文化祭実行委員会 会長 山本 一隆

ひろしま国際平和文化祭(ひろフェス)は、日常生活の中で平和への思いを共有する「平和文化」を振興し、「国際平和文化都市」を象徴する文化芸術の祭典として誕生しました。

ひろフェスでは、広島を始めとする広島広域都市圏を訪れる方々に、多様で上質な音楽・芸術作品等の魅力に触れ、ヒロシマの心や平和への理解を深めていただくとともに、圏域内の文化関係団体、音楽家、芸術家や学生等が出演・交流する場を広げ、次世代の育成にもつなげていきたいと考えています。

令和6年(2024年)8月に開催した第2回ひろフェスでは、「音楽」、「メディア芸術」に「ストリートダンス」を主要な柱に加え、より多くの方々に参加いただけるイベントへと成長しました。
令和8年(2026年)8月に開催する第3回ひろフェスは、この3部門に磨きをかけて、一層皆様に愛されるイベントとなるように開催の準備を進めています。
皆様の積極的なご参加を心よりお待ちしています。

組織体制

1 主催

ひろしま国際平和文化祭実行委員会(事務局:広島市及び公益財団法人広島市文化財団)

2 実行委員会の構成団体

(1)総会

広島市、公益財団法人広島市文化財団、広島市文化協会、公益社団法人広島交響楽協会、特定非営利活動法人広島アニメーションシティ、広島国際映画祭実行委員会、広島商工会議所、広島経済同友会、一般社団法人中国経済連合会、一般社団法人広島青年会議所

(2)専門部会

広島市、公益財団法人広島市文化財団、公益社団法人広島交響楽協会、広島ウインドオーケストラ、広島県吹奏楽連盟、広島県合唱連盟、エリザベト音楽大学、広島文化学園大学、特定非営利活動法人広島アニメーションシティ、広島国際映画祭実行委員会、広島市立大学、比治山大学・比治山大学短期大学部、広島経済大学

3 プロデューサー/ディレクター

(1)プロデューサー

エグゼクティブプロデューサー、音楽プロデューサー、メディア芸術プロデューサー、ストリートダンスプロデューサー

(2)ディレクター

音楽ディレクター、メディア芸術ディレクター、ストリートダンスディレクター

プロデューサー

エグゼクティブ・プロデューサー増井 威司

第2回~第3回ひろしま国際平和文化祭 エグゼクティブ・プロデューサー就任
RCC 統括プロデューサー 数多くの作品のプロデュースを担当
(ギャラクシー賞)
2013年 大賞「日々感謝。ヒビカン」
2016年 優秀賞「RCCラジオドラマスペシャル 赤ヘル1975」
2018年 優秀賞「新里カオリのうららか日曜日被爆72年「戦後」はいつまで続くのか」(文化庁芸術祭賞)
2015年 優秀賞「RCCラジオドラマスペシャル 赤ヘル1975」
2022年 大賞「生涯野球監督 迫田穆成~終わりなき情熱」
2023年 「放送人グランプリ」優秀賞
2024年 第2回ひろしま国際平和文化祭 エグゼクティブ・プロデューサー
その他、ひろしまライフスタイル博(2016~2019年) 総合プロデューサー、チームラボ広島城光の祭(2019年) 現地プロデューサー、民放連盟賞・放送文化大賞も多数受賞


音楽プロデューサー下野 竜也
(広島交響楽団 桂冠指揮者)

第1回~第3回ひろしま国際平和文化祭 音楽プロデューサー就任
2000年東京国際音楽コンクール〈指揮〉優勝と齋藤秀雄賞受賞、2001年ブザンソン国際指揮者コンクールの優勝で一躍脚光を浴びる。その後、国内の主要オーケストラに定期的に招かれるとともに、国際舞台での活躍も目覚ましい。2011年に広島ウインドオーケストラ音楽監督に就任。2017年より京都市立芸術大学音楽学部指揮専攻教授となり、同年には広島交響楽団音楽総監督に就任。2023年からNHK交響楽団の正指揮者に就任。


メディア芸術プロデューサー土居 伸彰
(㈱ニューディアー 代表)

第1回~第3回ひろしま国際平和文化祭 メディア芸術プロデューサー就任
アニメーション研究・評論、プロデュース。配給やイベント企画・運営、執筆・講演、コーディネートやプロデュース等、様々な方法論を活用することにより、世界の優れたアニメーションの才能を世の中に紹介する事業を行っている。
主な映画祭の仕事に新千歳空港国際アニメーション映画祭の立ち上げおよびディレクター(2014〜2021)、新潟国際アニメーション映画祭ジェネラル・アドバイザー(2025〜)。主な著書に『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論』(フィルムアート社)、『21世紀のアニメーションがわかる本』(フィルムアート社)、『私たちにはわかってる。アニメーションが世界で最も重要だって』(青土社)、『新海誠 国民的アニメ作家の誕生』(集英社新書)など。主なプロデュース作品に ゲーム『マイエクササイズ』や短編アニメーション『普通の生活』『みじめな奇蹟』、テレビシリーズ「いきものさん」などがある。

公式ホームページ https://www.newdeer.net/


メディア芸術プロデューサー宮﨑 しずか
(アニメーション作家・比治山大学短期大学部美術科 教授)

第1回ひろしま国際平和文化祭 メディア芸術ディレクター、第2回~第3回ひろしま国際平和文化祭メディア芸術プロデューサー就任
東京芸術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。
広島を拠点に、アニメーション作品の制作や発表、アニメーション教育や多様なアニメーション表現のあり方や楽しみ方をより多くの人に伝えるための活動も行う。
「キドモモドキ」(2013)はファントーシュ国際映画祭や国内外の映画祭で上映され、海外の作家や国内の企業との共同制作も現在進行中。
第1回新県美展(広島県立美術館)映像系優秀賞受賞(2013)。ひろしま文化新人賞受賞(2020)。
現在、比治山大学短期大学部美術科教授。


ストリートダンスプロデューサーTAKA

第2回~第3回ひろしま国際平和文化祭 ストリートダンスプロデューサー就任
数多くのダンスコンテストで受賞し、 NYと日本を渡りながら様々な世界のダンサーに指事。DAPUMPのツアー振付、バックダンサー( 2000年~ 2004年)。
日本最大級のストリートダンスコンテストJAPANDANCEDELIGHTを運営する株式会社ADHIP取締役。一般社団法人日本国際ダンス連盟( FIDA JAPAN )参加。広島では、地域密着型ダンスサークルDANSPORTを展開する他、ダンススタジオFLEXを1995年に設立し、ドライガーなど、これまで多くの有名ダンサーや振付師、演出家、ダンス指導者を追い続け、ダンス界の名門校と呼ばれている。

ディレクター

音楽ディレクター荻原 忠浩
(株式会社オギハラ音楽企画 代表)

第1回~第3回ひろしま国際平和文化祭 音楽ディレクター就任
1991ー2016年 エリザベト音楽大学卒業。公益社団法人広島交響楽協会入社
広島交響楽団ステージマネージャー、マーケティングディレクターを歴任。
2000年 国民文化祭ひろしま「オーケストラの祭典」舞台監督
2006-2008年 広島アニメーションビエンナーレ実行委員
オギハラ音楽企画代表取締役、広島ウインドオーケストラ統括プロデューサー、ひろしま文化振興財団運営委員、エリザベト音楽大学講師。


メディア芸術ディレクター山村 浩二
(アニメーション作家・絵本作家)

第1回~第3回ひろしま国際平和文化祭 メディア芸術ディレクター就任
1964年生まれ。90年代「パクシ」など子供向けアニメーションを制作。「頭山」(2002年) が第75回アカデミー賞にノミネート、アヌシー、ザグレプ、広島ほか6つのグランプリを受賞、「今世紀100年の100作品」に選出される。「カフカ 田舎医者」(2007年)がオタワ、広島ほか7つのグランプリを受賞。「幾多の北」(2021年)の受賞により、アヌシーとオタワの2つの国際アニメーション映画祭で、短編・長編グランプリをダブル受賞など、アニメーション作品の受賞は155を超える。「とても短い」(2024年)がカンヌ映画祭監督週間に選出。
2017年、NHKおかあさんといっしょ「べるがなる」の作詞を手がける。「おやおや、おやさい」「ぱれーど」など絵本作家としても活躍。
川喜多賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞、紫綬褒章受章、クリングゾール賞、金の恐竜特別賞など10つの功労賞を受賞。東京藝術大学教授、映画芸術科学アカデミー会員(米)、日本アニメーション協会副会長。


ストリートダンスディレクターUME

第2回~第3回ひろしま国際平和文化祭ストリートダンスディレクター就任
【アーティスト演出・振付】TEE / HIPPY / STU48 / 呉氏(ゆるキャラ)
【CM】2013年度広島参議院議員選挙CM演出 / 2013年度広島県知事選挙CM演出 / 2014年度東広島市長選挙CM演出 / 海外旅行・ツアーのエス・ティー・ワールド ダンス監修 / 海人の藻塩TVCM ダンス監修 / ゼロマリッジ CM ダンス監修 / もみじ銀行 CM ポージング指導 / みんなでおせっかい『こいのわ』プロジェクト ダンス監修 / 大之木ダイモ CM ダンス監修 / 福留ハム CM ポージング指導 / 食協『プチッと玄米』CM ダンス監修 / 広島県府中町PR動画 ダンス監修 / 住宅展示場こころCMダンス監修 / 広島テレビ『3R』CMダンス監修 / もみじ銀行 CMダンス監修 / 中国電力CMポージング指導 / 伊予銀行CMポージング指導 / 中国電気保安協会CM振付 / ひろしま森づくり県民税TVCM振付 / Wants×FITS タイアップTVCM監修 / ひろしま はなのわ 2020 CMポージング指導 等々

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